辛い過去と女嫌い

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「あー…疲れたー」 そう言って光は伸びをする。 「光は何にもしてねーくせに」 「ぁ、バレた?笑」 などとバカみたいな会話をしているうちにあたりは暗くなってしまった。 バッシュ選び、時間かかったからな… ……? 光が急に目がキラキラ輝いた。 「うーわ、まじかよ!!!彰斗!!あの愛美ってモテモテの女、公衆の面前でキスしてるぞ!! しかも深い方!! いやんっ、もうお嫁に行けな… ん? どうした彰斗?」 愛美が……何してる、だって? さっきも言った通り、光は俺と愛美の関係は知らない。 だから、こうはしゃぐのは無理もない。 ただ突っ立ってる俺を見てオロオロする光。 …………俺、浮気され…裏切られたんだ… 気が付くと俺は泣いていた。
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