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「逮捕状が…?」
「そうだ。手荒な真似はしたくないが、君が抵抗するならば武装使用許可も許されている」
「武装使用許可!?」
思わず大声を出してしまう。
回りも此方を見て驚いている。
「妖我…!?」
「薙…」
「友人かね?仕方ないが、さげてもらえるかな?君にしか用はないからな」
黒いスーツのリーダーは小さく笑いながら言う。
「薙、先に学校に行け。いいな?」
「妖我…」
「いいから…行け」
薙は小さく頷き、その場を去った。
「話がわかる少年でなによりだ。乗ってもらおうか」
「…」
妖我は黙って思考を廻らしながらバンに乗った。
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