1話:目覚め―覚醒

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「…なっ…!?」 エレベーターが開いた途端に驚く。 ばかでかい機械があった。 兵器、と言うべきだろう。 ペンチのような両腕に6つの大きいタイヤ、ミサイルポッドを思わせる箱のような物。 「なんだよ…これ…」 驚きのあまり声すら出ない。 「新しい戦車だよ。まぁ…HEAVEN計画の成功例に比べればまだまだだがな」 「…っ…」 「さて、この先だ。行くぞ」 そしてまた妖我と黒服達は歩きだした。 「ここだ」 リーダーは関係者以外は立ち入れないドアのパスワードを入れ、ドアを開ける。
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