1話:目覚め―覚醒

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ドアの先は薄暗い部屋だった。 そして妖我が一番見覚えのある人物がいた。 「母……さん……?」 母親、紫ノ野原埜々香(ののか)がいたのだ。 「妖我…」 埜々香は俯き息子、妖我の名を小さく呼ぶ。 「なん…で…?」 「私が答えよう」 リーダーが一歩前へ出る。 「君の母親は―― このHEAVEN計画の第一責任者なのだよ」
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