第1話

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何であたしが屋上へ行くはめになったんだよー。 時は昼休み あっという間に、昼休みになっちゃったのだ。 「菜穂子~行ってきなよー もしかしたら愛の告白かもしれないからサー」 「そんなことないって💦」 あたしは屋上へと足を運ぶことにした。 屋上に着くと、文也くんが待っていた。 「なに? いきなり呼び出して」 「俺のこと知ってるよな?」 「まぁ大体は。 噂くらいで 詳しくはそんなに知らない」 「突然だけどさ…」 なぜそこで間を置く? 「なに?」 「俺さ」 何ではっきりと言わないの? 噂と違うじゃないか! 「俺、お前が前から好きだったんだ 付き合ってくれ」 「・ ・ ・ ・ ・」
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