始まり

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「サンキュー、桜。 よっしゃ やっとうてるぜ。 メテオシュート。」 ボールはキレイな弧を描いて ………………… リング手前で落ちた。 「げっ!? やっぱなまってる…。」 「バーカ。変なシュートうつからでしょ。 エアーして当たり前。」 「メテオシュートをなめてもらっちゃ困る。 このシュートは かの有名な選手のシュートなんだぞ。」 「誰のシュートよ…。」 そんな話しをしていると舜也がやってきた。 「2人共ごめん。 母さんが練習見に行くってうるさくて。来ないように説得すんのに時間かかった。」 「別に来てもいいじゃねーかよ。 あんな美人のお母様だったら、逆に来てほしいわ。」 「母さんも混ざっちゃうからダメだよ。」 「まぁ いいや。 早く練習始めようぜ。」 「待ちなさいって。 舜也もストレッチしなきゃだめ!! 早く座って。」 「ごめん ごめん。 お願いしまーす。」
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