始まり

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練習は2時間程続き、終わったときには2人共すでにバテバテだった。 「2人共 お疲れ様。 よく頑張ったわね。さすがに、こんなに出来るとは思わなかったわ。」 「疲れたー。 やっぱ結構なまってる…。」 体育館に寝っ転がりながら勇人は叫んだ。 「まぁ こんなもんだろ。それに明日からは 学校で出来るしな。」 「ああ、そーだな。 どんな奴がいるか楽しみだぜー。」 「私もまたマネージャー頑張らなきゃ。」 「え!?」 2人の声が合わさった。 「何よ?」 「お前またマネージャーやんの…。」 勇人が恐る恐る聞いてみた。 「そうよ。 まさか 嫌なの!?」 「そ、そんな。 滅相もございません。はい……。」 「ならいいわ。」 「ハァ……。」 またも2人の声が合わさった。 「なによ!?」
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