始まり

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舜也と別れ、勇人の家に向かう。 「明日から もう授業始まるとか最悪だ…。」 「まぁ 進学校だし、仕方ないんじゃない。 でも 明日から1週間はB日課だから楽だよ。」 「マジで!? つーか、先生そんな話ししてたっけ?」 「してたわよ。 どーせ 舜也と話してて聞きもらしたんでしょ。」 「だろうな。」 「どんなやつがバスケ部にいるのか楽しみだな。 また 高校でも3人で頑張ろうぜ。」 「うん。」 「高校では 恋愛も頑張ってやるぜ。 あー 今からワクワクしてきた。」 「もう 最低。 人の気も知らないで…。」 「あ?何が?」 桜「な、なんでもないわよ。」 桜の顔がほんのり赤くなっているのに勇人は気付かなかった。 「あ、そっか。」 話しているうちに、勇人の家に着いた。
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