澄んだ空より プロローグ

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 ……ところで、なぜ依のヤツは俺と同じように腕を突き上げているのだ…! 「ラリアット対決か~!?望むところじゃぁぁあああああ!!!」  台車とのすれ違い際、依の咆哮とともに俺の首に激しい痛みが走った。 ぐ…、なんで俺が依からラリアットを食らわなきゃならんのだ…!! それだけならまだしも、 「なんで俺の事を台車に引き上げたんだよ!」 俺は二人に向かって叫んだ。 なぜか俺も暴走機関車の乗員になっていたのだ。
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