澄んだ空より

澄んだ空より プロローグ

　二人の首めがけて、俺のラリアットを食らわしてやる…！

少々手荒なマネだが、暴走する二人を止めるには致し方ない、はず、です。

僕は決して間違っていません。

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……というか彼女との耀う(かがよう)時間を台無しにしてくれたコイツらを…絶対に許さん！！！！

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死の森から飛び出してきた虫のように、敢然たる勢いでこちらへ向かってくる台車（他、バカ二人）に、俺は迎撃体勢を取った。