*天まで消えろ。

3/7

101人が本棚に入れています
本棚に追加
/53ページ
「しゃーない。走るか。」 きっとこの雨は 待っていてもやまない。 それなら まだ雨が疎らなうちに 走って帰った方が得策だろう。 「そーだねー。 じゃあ、また明日ね!」 「おう、じゃあな。」 俺の案に賛成を出したと思えば 瞬く間にその運動神経を活かして 走って帰っていった。 「よし、俺も帰るか。」 ぱらぱらと降る雨の中 俺はフードを被って駆け出した。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加