*天まで消えろ。

5/7
前へ
/53ページ
次へ
膝に置いていた手を腰に当て 目線を前にやった。 まだ雨はやまない。 「あれ…?」 ぼんやりとする視界の中 一部分だけ 黒く塗り潰されたみたいに。 俺の視界に割って入った。 儚げに、朧気に それはあった。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加