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 尚美は軽い不安を感じながらも、コメントが寄せられたことに安堵を抱いた。  誰かが読んでいてくれるのだ。 (そうか、こういうことなのね)  尚美は携帯電話を閉じ、オフィスビルのエントランスを抜け、昇りエレベーターに乗り込んだ。 (仕事が終わったら返事を書こう)  尚美はそう心に決めた。
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