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尚美は予定通りに仕事を五時に終えることができた。 室温だけは快適だったオフィスを出ると、空からは厚い雲が垂れ下がるように迫っている。 おまけに日中の熱気がたっぷりの湿気を空と大地の狭い空間に残したようで、尚美の額にはじっとりと纏わり付くような汗が滲む。 (そうだ。今日はまだ時間が早いのよね) 尚美は自宅近くの駅前のネイルサロンへ立ち寄ることにした。
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