始まりの炎

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始まりの炎

遥か二千年前 この物語の舞台 オールワールドが出来る前の話である 無から生まれた二つの大いなる光と闇 それらは、世界に実像と虚像、二つで一つの世界を創り上げた 天空から地上に光をもたらし、生き物に生命の息吹を与えし神 アルテメシア 地中深くより地上に闇をもたらし、生き物に影を与えし神 ディルギアス 二人の神は、相反する力を持った同じ神を敵視し、長年に渡る戦いを繰り広げた 激闘の末 勝利を勝ち取ったのは光の神アルテメシアであった 破れたもう一方の神ディルギアスは もう一つの世界を創りだし、そこに逃げ込んだ そして この戦いは、歴史に刻まれた 【創聖大戦】 後にそうよばれたこの戦いは 終わってはいなかった
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