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「はあ・・・」
最近よく疲れる。
この数日間私はロクなものを口にしていない
食べたのはこの二日間でパン一枚のみだ
「練習・・・し・・・な・・・きゃ・・・」
そこでわたしの意識は途切れた
「うー・・・ん」
「起きたか?」
「神童先輩・・・」
「部室の前で倒れてたんだぞ?」
「霧野先輩まで・・・すみませんでした。心配かけてしまったみたいで・・・」
「何か相談があるなら乗るぞ?」
「・・・・・・」
紅茶を持つ手が自然と震えた
カタ・・・カタカタ・・・カタ・・・
「どうしたんだ?奈緒子」
神童先輩が優しく手を包んでくれた
「実は・・・」
「狩屋が監禁?」
少し驚いた顔で霧野先輩が言った
「はい・・・私・・・怖くて・・・ロクにご飯も食べれなかったんです」
「それで倒れたのか?」
「はい」
「何か作ってやろうか?」
「いや・・・そんな・・・気を使っていただかなくても・・・」
「何か食べないとまた倒れるぞ?」
・・・・・・
「これ・・・美味しい!!」
「だろ?神童は料理が上手いんだ」
「ありがとうございます(ニコ」
神(ドキっ///
霧(ドキっ///
ー話して良かったー
そう思った私だった
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