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「大分遅くなっちまったなぁ…。」
「政宗様が寄り道ばかりしてるからですよ…。
帰ったら説教ですからね。」
「やだね・・・。」
「…ハァ。」
「おいおい…俺の前で
ため息すんなよ。…んぁ?」
今、俺達は遠出から城まで
帰っていた。
俺と話ているのは腹心の
片倉小十郎だ。
俺が小さい時から側に仕えているが、やたら小言が多い。
俺が寄り道したから小言を
言っているのだ。
その時俺は遠くで襲われている人影を見た。
俺の領地で荒らす奴は
奥州筆頭伊達政宗が許さねぇ!
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