始まり。

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マキは、そんな私の考えを 察してくれた。 「いいよ、モエ。」 そう言って笑うマキ。 「でもさ、たまには はっちゃけよ! 新しい出逢いは きっと楽しいぞ~♪!」 私はマキに感謝しながら 「うん、そうだね。 久しぶりに楽しもっか♪」 と返した。 「新しい恋の予感」 と言ったマキの考えは のちのち大当たりになるのだが このときの私たちはまだ 新しいオモチャを見つけた子供のように ただその時を楽しんでいた。
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