Love story

対面。

学校の階段を地下1階まで降りると
入ったことのない教室の前に行く。

「ここ・・・であってる、多分。」

すこし不安そうなマキ。

「さっきまでの元気は
どこに行ったのよ。」

と突っ込む私に、マキは笑い
コンコン、と扉をノックした。

「失礼しまぁ～す・・・」

おそるおそる扉を開くと
そこには見たことのない風景が

広がっていた。