プロローグ*

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マスターが飲み物を 運んできてくれると 私はぐっと涙をこらえ 温かいカフェモカを口に運ぶ。 そして、ふと思った。 「この記憶を 形に残してみようかな」 あの頃から4年。 向き合ってきたようで ずっと逃げていた。 良い区切りになるかもしれない。 私は記憶の糸のはしっこを そっとたぐり寄せることにした・・・。
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