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お母さんは、愛されてる。
もちろん、わたしも両親を愛してるし、愛されてる。
でも、私の秘密を知ったら私はどうなるの…
お兄ちゃんは、私の力を知っている。
小さい時に、一人で泣いている所を見られてその時に辛すぎて、自分が怖くて話した。
お兄ちゃんは、私の秘密を話すと、私を力強く抱きしめた。
温かくて、安心できて心の声は聞こえなかった。
これが、愛情なんだって初めて知った。
その時から、お兄ちゃんは私を守ってくれて、理解してくれる唯一の存在だ。
お兄ちゃんは、いつも言う。
「 絶対に杏美の全部を心から愛して、理解してくれる人が現れる。その時は、その人と正面から向き合え。」
心からそう言うの。
そんな人いるわけないのにね。
ましてや、家族以外に…
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