―Tウイルス―

16/38
前へ
/42ページ
次へ
「おい!俺の獲物取んなよ!」 30分間続けても、時間の流れを忘れている三人。 「10ポイントぉぉぉ!晩飯確定だな!」 「まだまだ。残り30分間ある。追い越してやるぜ?」 「ん?ヘリが飛んでるぞ?」 一人が、感付くと二人はヘリに目線を移す。 そこには、アンブレラのマークを刻んだヘリが飛んでいた。 「なんだ、あのマーク?特殊傭兵的な?ハッハハハ。」 嘲笑う一人。 「ヘリあったら、逃げれるよな?」 「馬鹿か。見ろ。マシンガン付いてるぞ。勝ち目ねぇわ。」 「マシンガン?そりゃ無理だ。」 三人は、落胆したがポイント稼ぎに戻る。 「ん?バイク乗ってるやついるぞ?」 確かに、アンデットを絶妙な運転で抜いていく人間がいた。 「ドリフトやべ。アンデットの群れに突っ込んで恐怖心の欠片も無いな。」 「ヒュー。尊敬するね~。」 「死亡フラグ立ったなアイツ。」 三人は呆れ顔で、見つめる。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加