始まりのあの日

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約束の7の日、天気は最悪、今にも雨が降り出しそうな曇り空だ 「こういう日って良くないことが起きるんだよな~」 そう言いながらいつもと変わらず一番最初に着いた俺は 何気無く公園のベンチに座り、災いの森の方を見ていた ガサガサッ 音と共に森の中の草が動いた気がした (気のせいだろ) そう思いながらもう一度森の中を覗こうとしたとき 「何か面白いもんでも見つけたのか?」 聞きなれた声だったが急に聞こえてきたから少々驚いた 「なんだ、猛斗か」 「驚きすぎだろ」
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