はれたらいいね

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「裕也?」 「それだけだよ」 僕は言って、新聞を雅也の胸に押し付けた。 「お前、新聞好きだよな~」 雅也は何を思ったのか全然見当違いの事を言ったが、僕はそれを無視をする事で嘘を言わずに誤魔化した。 新聞が好きなんじゃなくて、テレビの画面上で番組を探すのが苦手って言うか嫌いなだけなのだが勘違いしてくれてるなら訂正する必要もない。
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