2153人が本棚に入れています
本棚に追加
そうして華姫奈と俺は何処に行けば織田軍が居るかも解らずに歩いていた。
幸い織田軍の軍旗くらいは未来の知識で解るので旗を探して華姫奈とひたすら歩いた。
すると何やら合戦してるらしい声やらが聞こえて来た。
「怯むな!今川を押し退けるのだー!」と将斗と華姫奈に聞こえた。
「おい華姫奈?今川と合戦してるって!ひょっとしたら信長か?」
「解らないけど可能性は高いかもね。」
と華姫奈も同意見だったので
「華姫奈近くまで見に行って軍旗が信長のなら仕官しようぜ!」と将斗が言うと
「そうしたいけど合戦中みたいだし危ないよ・・・」
「大丈夫だ!俺が華姫奈を守りながら信長に近付くからよ!」とやる気満々の将斗。
「うん解った。でも危険そうなら合戦の様子見て仕官しよう?」
将斗は「解ったぜ。華姫奈を危険な目に合わせるような事にはしないから。」
華姫奈は安堵した顔で「約束よ?」と将斗に微笑んだ。
そうして合戦中の近くまで来た2人は軍旗を見て同時に「信長だ!」と叫んでいた。
「ついに見付けたぜ信長!」将斗が興奮Maxで言うと。
冷静な華姫奈は「見た感じ信長の軍圧されてるみたい・・・」と言った。
最初のコメントを投稿しよう!