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華姫奈がそう言うと信長だと言う美女は「フーン。そっちの方は礼儀はあるし中々の美人。この無礼な輩の小姓?」
「いいえ違います。どちらかと言うとその猿みたいな方が私の小姓です。」と笑ながら俺を見てふざけた事言う華姫奈に
「こらぁ!華姫奈!誰が猿みたいで誰が誰の小姓だと!」と怒っていたが無視して信長と華姫奈は話していた。
「そうなんだ。いや、でも中々の弓の腕前に関わらず礼儀もあり美人だし!気にいった!あなた私の小姓にしよう!」
華姫奈が「私を小姓に?ありがとう御座います。」と言うと信長は
「気に入ったし。まぁなんだ・・・そっちの猿みたいな奴も無礼だけど、あなたの付き人なら雇うわ。」とグリコのおまけみたいな扱いに将斗はキレた。
「やい!信長!女の子なのはもうこの際どうでも良いが、助けて貰ってその言い方は何だよ!」と信長に喰って掛かった。
「ちょっと将斗!」と華姫奈が言うのを信長が手で止めて
「私にそこまで言う度胸のある男はいなかった。その勇気と言うか怖いもの知らずが気にいった!雇うわ。」と言って
「しかし素手で刀とやり合うとは・・・見た感じ勝家並みの武力か。」と呟いてる所に1人の家臣が近付いて来た。
「姫!ご無事でしたか!」と駆け寄って来た。
「勝家か。私は無事よ」
「して姫。そちらの者達は?」
「私を助けてくれた者達だ。中々の腕前だよ二人とも!そこの娘は弓が凄い上に美しい顔立ちで気にいったから私の小姓に取り立てわ。」
「さようで御座いますか。確かに姫に匹敵する程の美しさに関わらず弓の腕前まで凄いとは・・御意に御座りまする姫!」
「勝家何か喜んでない?・・・」
「いえいえ!左様な事は!」
「まぁ良いわ。んでもう1人の猿みたいで無礼なのはあんま雇いたくないけど、そこの娘の連れみたいだし雇うわ・・・」
将斗はイライラしながら「だから猿じゃねぇし!」
すかさず勝家が「この無礼者!姫に向かってその言葉使い!斬る!」と勝家が物凄いデカイ槍を将斗に向けようとした所で信長が
「よい!勝家。無礼者だけど武なら勝家以上かもしれない上に一応助けて貰ったから雇うわ。足軽で。」と華姫奈と比べるとかなり低い身分なんだがと思ったが
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