美濃の蝮

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勝家から華姫奈は小姓にしてはかなり良い格好にさせて貰えていた。 一方で俺は農民か!って格好で美濃に信長と向かっていた。 しかし美濃の蝮と言えば歴史マニアでは有名な斉藤道三だ。 まさか蝮にも会えるなんて。と思いながら蝮の所に向かってると信長が 「そういえばあなた達の名前聞いてなかったわね?」と聞いて来たので 「俺は将斗。んでこっちは華姫奈だ」と言うと信長は 「あんたの名前なんて猿で良いわ!今日からあんたの名前は猿よ!」と言う信長にキレたが無視されて 「華姫奈かぁ。う~ん。」 と何やら考えて 「華千代(ハナチヨ)と呼ぶわ!良いかしら?」と華姫奈に聞いていた。 「姫のお好きな様に呼んで下さい。」と華姫奈が言うと 「じゃあ決まりね。華千代はこれから常に私と行動してね?」と信長が言い 「解りました。」華千代?華姫奈が言うと 「猿?あんたは勝家の元でしっかり活躍しなさい!」とまた喧嘩を売って来たが半場諦めた俺は 「はいはい。」と言うと 「はい!は一回で充分よ!本当いちいちムカツク猿ね。」と言われた。 そんなやり取りしてる内に美濃につき蝮の元に着いた。 すると蝮が現れて茶室に座りこちらを睨んで来た。 「これが美濃の蝮かすげぇガン飛ばしだぜ!ヤクザかよ・・・」と思った将斗。 すると蝮が喋り出した。 「フン!この蝮を待たせた挙げ句にまだ織田の姫は来んのか!バカにしよって!」と怒ってる。と 着替えた信長がやっと出て来た。その姿はまさに姫!姫どころかアイドル級の可愛さだった。将斗が思わず唾を飲み込んでると 「待たせたわね蝮。ちょっと道中色々あったのよ。さぁ始めましょう?」と信長が言うと 美濃の蝮の斉藤道三も呆気に取られる程の美女だったらしく少しイヤラシイ目付きになっていた。 「コホン!コホン!まぁ良いわして?」と蝮が言うと信長がいきなり 「単刀直入に言うわ!メンドクサイ事は苦手だし」と言い続けて「美濃を私に譲りなさい蝮?」といきなりのクレクレ女発言!
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