タイムスリップ!

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華姫奈が受け取りジジィに尋ねた。 「この本は何ですか?」 「2人は歴史好きじゃろう?なぁに単なる日本の歴史が書いてある本じゃて」 「良いか。必ず2人一緒に読むんじゃぞ」と言い出し歩きだして消えた。 「華姫奈なんだったんだ?その本?」 「解らないけど、お爺さんが日本の歴史に関する本って言ってたよね」って本の表紙をガン見してる華姫奈。 「でも表紙が真っ黒ね。タイトルも無いわね。この本?」 そして恐いもの知らずの俺は「見てみようぜ!歴史関係何だろ?」ワクワクな好奇心で言うと 「そうね。お爺さんが2人で見ろ言ってたし私も歴史大好きで興味あるし・・」 「第一アンタと一緒に見る機会何て今くらいしか無いしね喧嘩ばかりして学校にも全然来ないしさ!」と嫌味も沢山の返答を頂戴した。 「よし!華姫奈見ようぜ!」と俺が本を開くと最初のページには・・ 「貴方達は戦国時代に来る勇気が有りますか?YESかNOで口に出してお答え下さい」と書かれていた。 「何これ?」と華姫奈が首を傾げた。 「戦国時代に行けるなら行ってみたいよな華姫奈?」 「そうね。私達が知ってる歴史が本当なのか行けるなら知りたいかも」と言ったので 「どうせYESって言 ったら戦国時代に行ける訳でも無いし取り敢えずYESって言って次のページ見ようぜ?」 「そうね。確かに戦国時代にタイムスリップとか有り得ないし次のページも気になるからYESにしようか」と華姫奈も同意見だった為、2人同時に「YES!」って言ってみた。 すると!?いきなり眩しい光に包まれて華姫奈の姿も見えなくなる位の光が俺達を襲った。 「華姫奈!!」と叫んだ所で気を失った。
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