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そして将斗はジジィに言われた通りに名前も知らない天才を町で歩きながら探していた。
「大体名前も知らんのにどうやって探せってんだよ!」と愚痴りながら歩いてると
「三神君?」と声をかけられたが最近ジャジャ馬姫から「猿!」ばかり言われて自分が三神だと言うのを忘れて気付かないで通り過ぎた将斗にまた
「ちょっと!?三神君だよね?」とまた聞かれて自分が三神だと言う事にようやく気付いた将斗は振り向いた。
将斗が振り向くと戦国時代の服をオシャレに自分流に着飾った超ミニな着物の美女だった。何となく見覚えが・・・と将斗が思ってると超ミニ美女が
「忘れたの?学校全然来ないし私もこっちに来て変わったからかな?」とか言ってる。
将斗は「学校?ここは戦国時代だから学校何て口にするのは未来から来た俺達だけのはずだが ・・・?」と将斗が思ってるとまた超ミニ美女が
「何かショックだね忘れられたのって・・・一応同じクラスだったんだけどな」と言い更に「松川彩奈(マツカワアヤナ)だけど忘れた?か・・・。」と言い落ち込んでる。
「松川彩奈?松川!?えっ?松川~!」と将斗が驚いた。
「やっと思い出した?そう。松川だけど・・・。」とまだ落ち込み気味の松川。
松川と言えば校内不動の成績トップを誇る優等生で生徒会長も務める程の優等生!
「松川が何でここに?・・・。」と将斗が聞くと松川さんは
「う~ん・・・確か生徒会室で仕事してたら初老のお爺さんに本渡されて見たらここに。」と言う。
「あのジジィ何人に渡してんだ!」と思ってる将斗に松川さんは
「来たのは今日じゃなくて多分、三神君より早く来てたと思うよ。」と 松川さんは言うので
「えっ!いつから居んの?」と将斗が聞くと
「多分半年くらい前かな?」と言った。
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