美濃攻略

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兵士200人のすっかり彩兵衛親衛隊となった兵士達はやる気満々で土埃りを上げまくった。 「んで?俺残った意味は?」と聞くと 「知らない人ばかりだと緊張するから・・・」と彩兵衛が言うのを聞いて 「そんだけ!?」と聞くと「はい。」と答えてた素直な彩兵衛チャンを憎む事は出来ない将斗だった。 そんなやり取りを彩兵衛チャンとしてると爆発音が。 「ドゴーン!」となり義龍軍が沢山木っ端微塵になっていた。 それを見て将斗は「彩兵衛チャン?これってもしかして合図と戦力を減らすのと両方だね?」って聞くと 「そこが、この作戦の意味でもあるんです。姫様へ向く兵士を一人でも減らしたいから・・・」と言った彩兵衛チャンを見て 「本当凄いな・・・。竹中半兵衛が生きて居て彩兵衛チャンと2人居たら考えただけでも恐ろしい。」と思った将斗だが 「てか一人でもってか結構減ってない敵?恐るべし彩兵衛!」と思った。 一方爆音を聞いた信長は 「全軍突撃!蝮に謀反した義龍を討てい!」と叫んだ。 そうして真っ先に突入したのが真千代と圭吾・・・。 「何人斬れるか勝負よ圭吾!」と真千代が言い 「俺の勝ち解ってるけどな?」と危ない遊びをヒッソリ始めた2人であった。 先に着いた のは圭吾。 「1番乗り~!」とか言ってる圭吾に義龍軍が「くそっ!どこから奇襲だ!」と言って斬りかかったはずの手首から下が無くなっていた。 「手が〰!」と叫ぶ兵士に圭吾は「ダメだよ刀持てないのに来ちゃあ?」と斬りかかった兵士の手首から下を持っていた。 「貴様ぁー!」と叫んでいたが 後ろから「ぎゃあぎゃあウルサイわアンタ!」と首を落とした真千代。 「おいおい。」と言う圭吾に 「首落とさないと数に入らないから私はもう今ので50よ!」と言い 「マジか!油断したぜ!俺まだ30だ!」とか危ない遊びに夢中な2人を見て信長は 「2人!遊んでないでこっち手伝いなさいよ!」と言った瞬間に信長も2人に気を取れていた為油断していた。
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