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交差する寸前の手前で圭吾の目は見開き「さようなら才蔵君」と呟いた瞬間太刀が才蔵を襲った。
圭吾が放つ太刀は曲線を描き縦横無尽に才蔵に振り下ろされた。
その瞬間!才蔵の胴体は圭吾から通り過ぎて首だけが眼鏡の足下に転がった。
眼鏡は驚愕した!「バカな!才蔵が!何で?・・・」と
怯えた眼鏡に「次はお前だよと」と圭吾が言うと
ガタガタ震えて逃げようにも逃げれないでいた眼鏡に容赦なく圭吾は太刀を振り下ろした。
すると「カキン!」と音が鳴り。圭吾は「チッ!次から次に出て来やがる!」と言うと圭吾の太刀を受け止めた新たな忍びが居た。
その忍びを見て「佐助!」と叫んだ眼鏡。かの有名な真田十勇士の1人の猿飛佐助だった。
「智よ。ヌシはここで死なれては困る。一旦引くぞ!」と言い眼鏡を抱えた。
眼鏡は「そうか双剣の龍の片割れか!織田の姫に双剣まで就くとは!んっ!?」と更には彩兵衛チャンを見た。
「まさか!そんなまさか!?何で織田に天智の龍まで!?」とか言いながら佐助に連れ去れた。
眼鏡が去って圭吾が「姫の敵あと1人捕り損ねてしまいした・・・すみません」と謝った。
信長は「しかし才蔵を討ち取るなんて犬?あんたどんだけよ!?」と驚いていた。将斗も驚いた。「真田十勇士の1人より強い圭吾って・・しかも圭吾の勝ちを見切ってた真千代も怖えな。」と思った。
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