姫様初デート。

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「何よ猿!でかい声だして!何か有るの?」と機嫌悪そうに聞いてきた。 「い、いや何でもねぇ」と言うと「ふん!」とそっぽ向かれた。何で俺にキレてんだあいつ??と思ったが将斗は小声で彩兵衛チャンに 「龍探しが得意ね~?独眼竜だからか?」と聞くと 「そうです。どうやら龍探しの達人の由来から、この時代ではついてしまったみたい何です。」と言った。 「なるほど。でも独眼竜って1人だけ探す事が可能な龍みたいに聞こえるな?」 と彩兵衛チャンに言うと 「猿さん?今日は珍しく冴えてますね。その通りです。清龍を守る守護龍の残り1人を見つける為だけにあるみたいですが、他の龍の姿もたまに見えるそうです。ですが守護龍の1人だけが明確に見えるそうです。」と彩兵衛チャンは言った。 「なるほど俺じゃなくて良かった。」と将斗が言うと 「いいえ。猿さんが姫様に仕えるまでは見えていたそうですよ。誰かに仕えると守護龍の姿も見えなくなって行くそうです。」と彩兵衛チャンに言われて将斗は少し恥ずかしくなった。 そんな将斗を見て彩兵衛チャンは「どうしたんですか?顔赤いですよ?」と言って来たので慌てて将斗は「い、いや何でもない。」と言った。 将斗は「しかし話し進まねぇな信長不機嫌だし」 と言うと 圭吾が「進まなくて良いんだよ!」と泣いていた。
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