2153人が本棚に入れています
本棚に追加
「何よ猿!でかい声だして!何か有るの?」と機嫌悪そうに聞いてきた。
「い、いや何でもねぇ」と言うと「ふん!」とそっぽ向かれた。何で俺にキレてんだあいつ??と思ったが将斗は小声で彩兵衛チャンに
「龍探しが得意ね~?独眼竜だからか?」と聞くと
「そうです。どうやら龍探しの達人の由来から、この時代ではついてしまったみたい何です。」と言った。
「なるほど。でも独眼竜って1人だけ探す事が可能な龍みたいに聞こえるな?」
と彩兵衛チャンに言うと
「猿さん?今日は珍しく冴えてますね。その通りです。清龍を守る守護龍の残り1人を見つける為だけにあるみたいですが、他の龍の姿もたまに見えるそうです。ですが守護龍の1人だけが明確に見えるそうです。」と彩兵衛チャンは言った。
「なるほど俺じゃなくて良かった。」と将斗が言うと
「いいえ。猿さんが姫様に仕えるまでは見えていたそうですよ。誰かに仕えると守護龍の姿も見えなくなって行くそうです。」と彩兵衛チャンに言われて将斗は少し恥ずかしくなった。
そんな将斗を見て彩兵衛チャンは「どうしたんですか?顔赤いですよ?」と言って来たので慌てて将斗は「い、いや何でもない。」と言った。
将斗は「しかし話し進まねぇな信長不機嫌だし」
と言うと
圭吾が「進まなくて良いんだよ!」と泣いていた。
最初のコメントを投稿しよう!