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政宗は
「そうでしょうな。だからこそ私が信用出来る姫なのか話して見極めたいと思いデートに誘いました。」
それを聞いた信長は
「で?どう思った?」と政宗に聞いた。
政宗は
「いや。聞かずとも姫の目を見れば解ります。その一途に早く平和な世の中にしたいとキラキラ輝く真っ直ぐな瞳を見れば」と言った。
信長は初めて政宗の前で顔が赤く染まった。
「そ、そうかな。」とつい口ごもってしまった。
そんな信長を見て政宗は
「ははは。本当に可愛いお人だ。話せて良かった。」と政宗は言い
「決めました。今日から伊達家は織田に従います!天下布武の姫の夢のお手伝いこの政宗にもさせて頂きたい!」といきなりの合戦もしないでの国譲歩。
信長は焦った。
「えっ?何で?本当に良いの?」と聞いた。
政宗は
「勿論です。奥州に止まってしまった自分には、信用たる天下人に渡すつもりでいましたから。」と言い
「それが姫だっただけです。」と政宗は言った。
「本当に信用してくれるなら絶対変な世の中にはしない!約束するわ」と信長が言うと
「大丈夫です。姫の目を見れば嘘をついてない事この政宗解ります故」と言われ
また顔が赤くなって政宗に笑われた。
「姫?では城に戻り守護龍の居場所教えます。」と政宗が言って来たので。
「えっ?デートはもう良いの?」と信長が言うと
「はい。姫が天下布武を成し遂げたあかつきには、この政宗にまた少しばかりの時間を下さい。」と政宗は言った。
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