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なんて笑ってみせた。無理。俺の家、普通に暮らしていくだけで精一杯だから。これ以上、迷惑かけられない。でも、行ってみたいな。俺、行ってみたいなぁ。
「でもさ、月額いくらかかるかわかる?」
「多分だけど、二万以上はいくと思うよ。」
うわ。OUTだ。そんなに払うくらいだったら自力で勉強するわ。
「西川ー。」
話していたら順番が来ていた。よっこらせ、なんて言って椅子から立つと、じじいかよ。なんてむんちゃんに言われた。失礼だ
「前よりは良いけど…。」
担任は俺の成績を見て困惑した顔だった。
「あぁ。私ノーベンだったんで。」
「威張れないから。まぁ勉強したら西川は出来るんだから。」
はぁ、めんどくさい。勉強しても取れないから。人の事わかったよーな事言ってんじゃねーよ。このハゲが。
自分の席に座るとむんちゃんがすぐに俺の通知表を取った。
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