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そっからはもうお部屋直行。だってリビングに居ても気持ち悪くなるだけだからさ。
「ご飯だよ。」
お母さんが俺の部屋に入ってきた。
「うんー、わかったよ。」
「勉強ちゃんとしなさいよ。受験生何だから。」
どっちだよ。勉強なのか、飯なのか。
「わかったよ。」
一応そう言っておいた。だって何も言わなかったら怒るから。
『人を馬鹿にするのも大概にしときなさいよ。』
って。馬鹿にしてないのになぁ。うん。してないのになぁ。
「今、行くから先に行っててー。」
お母さんを部屋から追い出す為に俺はそう言った。てか、今日のご飯何かな?何でも良いけどね。
リビングには誰もいなかった。多分、妹と弟は外にまだいる。
お父さんは自室。パソコンをしてる。
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