手の平の中
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手の平の中
「そっか」 背中と背中を合わせて、裕也は俺の後ろに座ってきた。 「天気、良かったらいいな」 裕也の声を聴きながら肩越しに横目で伺うと、彼が前に投げ出した脚が見える。 「そうだな」 ハーフパンツから覗く膝頭、とそこから爪先に向けて伸びる無駄な贅肉のない細いすね。 毛もまばらで、高校生の男にしては薄くてまるで少年のようにすっきりしている。
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