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『いいの?
って、いいわけないじゃん!
あたしなんかのために諦めないでよ!
そんなんで一緒に生きても、嬉しくも楽しくもないよ、幸せになんかなれないよ』
『俺はさとと一緒にいることを選んだんだ』
『だから、それがイヤなの!』
訪れた沈黙……。
それを破ったのはあたしだった。
『けーすけ。
あたしは今凄く幸せだよ。けーすけの未来に必要だと言われて。
だから……待つよ。
けーすけが納得いくまで。』
『でも…』
『信じて。
ぶっちゃけ、結婚出来るなんて思ってもなかったから、全然大丈夫』
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