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ステロイドの使い方
ヒドい炎症の時
アレルギー
アトピー
リウマチ
act....
様々な場面で使われることのあるステロイド。
ステロイドは危険な薬だという話は、みんな聞いたことがあると思います。
確かに使い方によっては危険です。
でもちゃんと使えば素晴らしい薬です。
さて、前回炎症についてお話した時に、炎症を薬で抑えるのは考え物だといいました。
確かにこのステロイドは、炎症という土木工事の作業を邪魔することによって、炎症を止めてしまいます。(工事を邪魔して遅らせる)
でも、工事のやり方は少々乱暴なんです。
ダメな細胞を壊しながらも、周りの細胞を壊しちゃったり、あるいはアレルギーや膠原病のように体に悪さしないものや自分の体自体を攻撃したりする病気もあるので、炎症が必ずしも建て替え工事だけだとはいえません。
そういう病気の人たちには、必要もない炎症が起きて苦痛なわけだから、もちろんステロイドは使われます。
じゃあ、ステロイドはなんで危険なんでしょうか?
ということを考える前に、まずはステロイドの正体についてお話しましょう。
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