262人が本棚に入れています
本棚に追加
がん細胞
がん細胞はもともと、普通の細胞だった……
細胞のコピーミスや分裂した時に出たエラーが「がん」ということになる。
私たちの体は日々「がん」を作っているが、免疫系細胞によってその都度潰される。
でも、まれに免疫系に潰されることなく、巨大に成長してしまった「がん」細胞がある。
こいつが、いわゆる「胃ガン」「大腸ガン」などというように、私たちが「病気」と捉えるガンになる。
では、ガンには良性、悪性という区別があるけど、これはどういうことかわかりますか?
良性
悪性
いずれにしてもガンです。
ただ、さっきも言ったように、ガン細胞はもともと普通の細胞なんです。
つまり大腸ガンであれば、大腸になる予定だった細胞がガンになってしまったわけです。
特徴がより本来の細胞に近いものを良性、遠いものを悪性といいます。
もちろん悪性は名前のとおりたちの悪いガンで、転移の仕方も良性に比べて面倒くさいです。
ガンの転移の話はまた今度します。
最初のコメントを投稿しよう!