夜盲症

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夜盲症

いわゆる鳥目のことです。 色変の初発症状、ビタミンAの欠乏症として知られていますね。 んじゃ、鳥目の人って夜どんなふうに見えてるんでしょうか…… 私は夜盲症ないからわからんけど、夜盲症のある友達(色変の患者さん)に聞いたところによると…… 街灯や車のランプはみえるけど、それに照らされているものまではわからない。 だそうです。 えっ!? なんであんなに強い光で何もみえないの? そうですよねぇ… なんでかな? 実は色変の人は、まず光を感受する細胞からやられてしまうため、早い段階で夜盲症となるのです。 昼間は健常者並みの視力があるにも関わらず、夜になればほぼ全盲者と同じです。 色変の人にとっては街灯や車のランプごときじゃ、一匹の蛍の光で字を読むようなものだとか… たしかに一匹じゃ読めないよ… 蛍の光って歌あるけど、昔の人は本当に蛍の光で勉強できたんかなぁ? ちなみに、白いものに光を当てれば反射するため少しはみえるらしい。 だから色変の人は白線を見ながら歩く人が多いです。 中には懐中電灯を常時携帯している人まで……
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