エイズはなぜ怖いのか?

1/2
前へ
/100ページ
次へ

エイズはなぜ怖いのか?

エイズ ……誰もが一度は必ず聞いたことありますよね? HIVによる感染症で潜伏期間なんと10年‼‼‼ 発病すると様々な症状が現れます。 が、エイズが直接の原因で死んでしまうことはあまりありません。 エイズ患者の死因はだいたい日和見感染です… じゃ、エイズがなぜそんなに怖いのかという話をしましょう。 まずエイズは潜伏期間が長いため、一緒に生活していても、誰がエイズなのかはわかりません。 血液検査をしても潜伏期間中だと、陰性になることもあります。 さて、発症してしまったらどうなるのでしょう? エイズウイルスが攻撃するのはヘルパーT細胞と呼ばれる免疫系のボス的細胞です。 普通のバイキンは下っ端にいくことが多いのですが、このエイズウイルスは、いきなり幹部を脅します…… こうしてヘルパーTが次々やられて少なくなると、免疫系の他の細胞に指令が出せなくなります。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

262人が本棚に入れています
本棚に追加