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たとえば……
どこかに足をぶつけて、怪我をしたとしましょう。
普通なら、痛みを感じて手当てしますよね。
でも痛覚がない人は、痛みを感じないため手当てはしません。
まぁ、ちょっとした怪我なら、それでも良いのですが……
致命傷を負っても、本人全然苦しくないんで、手当てしないんです!
もちろん、周りの人が見かねて手当てしたりすることはあります。
でも、本人はことの重大さに全く気がつかないわけです。
また興味本位で自傷行為をしたり、ものを乱暴に扱ったりと、様々な問題がでてきます。
つまり、痛みを知らないと、自分の体を守る方法も覚えられません。
なので、そういう方はかなり短命だと聞きます。
痛いのは嫌です!
でも皮肉にも、痛みのおかげで私たちの体は守られています。
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