10年後

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瑠美子も続けて声を合わせた。 「ふーん」 興味なさげな芽依に2人は不思議に思った。 「ねぇ、芽依は可笑しいと思わないの?」 「何がよ?」 「だって、かくれんぼをした人皆消えているんだよ?遺体すら見つかっていない。それが幼児から小学生が多いのよ…可哀想に…」 瑠美子は顔色を悪くして、顔を下に向けた。 確かに私達は今まで一度もかくれんぼをしたことがない。 何故って? 親達にストップをかけられているからよ。 だから私達は今ここに生きているのかもしれない。
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