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瑠美子も続けて声を合わせた。
「ふーん」
興味なさげな芽依に2人は不思議に思った。
「ねぇ、芽依は可笑しいと思わないの?」
「何がよ?」
「だって、かくれんぼをした人皆消えているんだよ?遺体すら見つかっていない。それが幼児から小学生が多いのよ…可哀想に…」
瑠美子は顔色を悪くして、顔を下に向けた。
確かに私達は今まで一度もかくれんぼをしたことがない。
何故って?
親達にストップをかけられているからよ。
だから私達は今ここに生きているのかもしれない。
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