お前の婆ちゃんお前のパソコン売ってた

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メリー‥とりあえずジャージにでも着替えとこうか。 下着は流石に不味いかな 「服を着てもらってもいいどすかぁ?」 メリーは自分の姿を確認して、何も言わず、ゆっくりと部屋に戻って行きました。 良かった…誰も見てな ふと‥前のマンションを見ると、にやけたおじさんと目と目で通じ合う。 スナイパーの如く物干し竿を投げつけました。 バタッ… ふぅ‥これでもう、大丈夫! 「おっし!行きますか!ほい!めぐるの靴!」 「ありがと!メリー!」 おじさんの事は黙ってメリーとベランダから飛び出します。 すごい…私浮いてる! 「メリー!私浮いてるよ!浮いてる!!」 「めぐるそんなにはしゃいで周りに見られたら恥ずかしいだろぉ!」 見られてたんだよ!メリー見られてたんだよ!メリーが部屋に戻った時、私、必殺仕事人みたいになっちゃったんだよ! なんて言えるはずもなく 「いやっ…ついつい初めてだったから興奮しちゃった!」 メリーは笑い始めました。 「あはは!めぐる子供みたい!!」 「子供で結構!メリー早く散歩行こう!!」 「だねっ。とりあえず行きますかぁ!」 メリーに手をひかれ私達は、夜の街の空中散歩に出かけました。
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