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急いで椅子から立ち上がり、メリーの元にかけよります。
急がないと本当に相坂さんメリーを天に召しそうだったので…
相坂さんは瞳孔、相変わらず開きっぱなしですが。
「メリー!!大丈夫!?」
メリーは閉じていた目と口をうっすらと開け
「生存…戦略…しましょうか…wwww?」
まぁ!嫌だわ…早くすりつぶされないと
って違うよ!
「メリー!そんなギャグ言ってる場合じゃないよ!!」
ふと相坂さんを見るとハンマーを高々と振り降ろそうとしています
「ちょっ!相坂さん!タンマ!タンマ!!」
振り降りてきたハンマーが寸前で止まりました。
あれっ?今私も一緒に天に召そうとしてなかったかな…?
「あぁん…じゃねーよwww相坂wwwあんぱんをてめーの顔にスパーキングしてやろうかwwwあぁんw」
折角、流してくれてたのにwwwなんで、メリー掘り返すかなぁwwwなんだかなぁwww
あ…相坂さん‥顔の周りの血管が浮き出てきてますけど!
まじ怖いんですけど!
バシッ!バシッ!バシッ!キラッ!バシッ!
メリーの頬を何回も往復ビンタしまくりました。
「ちょwwめぐるwwwやめてwwwいたいwwwびんたのあめーが頬を叩くってかwwwあっwwもうww無理www」
落ち着いてきたのか、相坂さんの血管が収まっていきます。
はぁ…よかっ
メリーに目を向けるとぐったりしています
「あ…相坂さん!メリーになんて酷い事を!!」
その瞬間、相坂ハンマーが再び振り下ろされました。
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