御招待

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 ...キッ。  しばらく待つと高級そうな黒塗り燃料電池車が早乙女君の目前に停まった。  マニュアルモードのため乗っていた運転手が車を降り、会釈をして彼に声をかけた。  「九重総業の者です、お待たせしました、これからご案内いたします」  「...クライアント様のところへ...ですか?」  「はい、本来ならこちらから伺うところなのですが、事情がありまして...申し訳ございません」
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