壱※止まる刻・動き出す鼓動

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その叫びとともに私は立ち上がる。 右目からはまだ血が流れていて、それが生きているって実感させてくれる。 それとともに右腕には血の紋章。 あまりにまがまがしい紅の刻印。いつ出来たのか、何故あるのか、分からない、分からないことだらけ。 でも、生きてる! 「ユキ?、死なない?、何で? 何で!!??」 喚き散らす祐希……、 いや、もう祐希の形を保ってはいない。 叫び、喚く度に形はぐちゃぐちゃに変わり続ける。 「ユキ!何で!!?? 私と、、死のおよ!?」 「ごめん、祐希。 私は、イキタイ!! 生きていたいの! だから…… あなたを、、、殺してでも、 私はイキル!!」
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