壱※止まる刻・動き出す鼓動

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私の世界は変貌した。 ただの日常は終わりの刻を刻み、私の鼓動は淡々と今を刻む。 その音は、 私であり、 今であり、 過去で、 絶望で、 希望。 たぎる生への渇望、執着にも似た願い。 それは、私を闘いの路へと誘う。 私はこの日、死を携え、 “執行者” となった。
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