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悠「はい。出てすぐに桐ヶ谷さんに会ったので律樹くんを預けてきました。どうも外に居た人達も中に居た人達も皆さん桐ヶ谷さんの強さに圧倒されたようですよ。桐ヶ谷さんが手ごたえなくあっさり終わったといっていましたから。」
悠がそう答えると、
三「そ、そんなバカな・・・。」
三浦がありえないという様な表情を浮かべそう呟いた。
そして雅は、
雅「どういう事だ!素人を雇ったのか!」
三浦のほうを見てそう叫んだ。
三「そ、そんなはずありません!」
三浦も雅の声に負けないくらいの声でそう雅の言葉を否定した。
雅「なら今の状況はどういう事なんだ!」
雅がそこまで言った所で、
悠「その人が言っているように素人を雇うなんてありえないでしょう。普通に考えて。」
鈴「そうですよ。ただその人達よりも私達と一緒に来た人が強かっただけの話です。」
悠・鈴『だからみっともなくギャーギャー騒がないでください。』
悠と鈴が不快だという表情を浮かべそう言った。
雅「黙れ!」
雅はもう耐えられないというようにそう言いながら近くにあったガラスの器を悠と鈴に向けて投げた。
が、そんながむしゃらに投げたものが2人に当たるわけもなく、
ガチャンッ!
器は床へと落ち、割れた。
悠「危ないですね。」
鈴「やけを起こすのも分かりますが、こんなことしてどうにかなるものじゃありませんよ。」
雅「うるさい!うるさい!」
雅は2人の言葉を聞きたくないというようにそこらへんにあるものを手当たりしだい投げた。
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