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それを悠と鈴がよけること数分。
雅「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
雅は肩で息をしながら物を投げていた手を止めた。
そんな雅に、
悠「気が済みましたか?話の続きをしたいんですけど。」
悠が淡々とそう言った。
雅「お前達からの話など聞くわけがないだろう!」
雅は悠の言葉にそう言い返した。
すると、
悠「そうですか。では、ご自分1人で何とかするという事ですね。」
悠がニヤリと笑ってそう言った。
雅「自分でって、どういう意味だ?」
悠の言葉に雅が意味が分からないというようにそう言った。
悠「その言葉のままの意味ですよ。」
雅「そのままの意味とはどういうことだ!説明しろ!」
悠の意味ありげな視線と発言に雅は苛立ちながら説明を求めた。
悠「ヒントを差し上げます。私達は何はもしません。」
この悠の言葉を聞いて、
雅「お前達が何もしないのに何が起こるというんだ!」
雅がそう言った後すぐに、
三「・・・!まさか。」
悠の言葉の意味を考えていた三浦がふと頭に浮かんだ人物に顔を真っ青にしてそう呟いた。
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